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菅原洋平作業療法士

アッという間に眠れる人は慢性的な睡眠不足かもしれない

公開日: 更新日:

 われわれの生体リズムは、起床4時間後に脳の活動が最も活発になるようにできています。この時間に眠気があれば、1日単位の睡眠が足りていないと判断できます。

 たとえば、朝7時に起きている人なら、午前11時に眠くならなければ、前夜の睡眠時間が1日単位で適切な量ということです。それを30倍すれば、自分にとって1カ月で必要な睡眠量を計算できます。1日6時間でOKだった人は、1カ月で180時間が適切な累積睡眠量になります。もしも1カ月トータルで5時間不足しているなら、1日10分だけ早寝すれば満たせるのです。

 累積睡眠量が増えてくると、目を閉じた後で少しまどろむような「間」が生まれます。体の力が抜けて意識が薄れてくる気持ちの良い感覚があれば、慢性的な睡眠不足を解消できていると考えていいでしょう。

【連載】中高年の正しい眠り方

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