新型コロナ対策「次亜塩素酸水」をどう使えばいい?<前編>

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 次に保管方法だ。直射日光が当たる場所で保管すると、濃度が落ちるスピードは速くなる。店の保管場所がどうなっているかをチェックすることに加え、自宅での保管も「日の当たらない、室温が低めの場所」が鉄則だ。

 次亜塩素酸水は「人の健康を損なう恐れはない」として、食品添加物としても厚労省から認可されている。しかし、食品添加物としての次亜塩素酸水は電解型のもの。前述通り、次亜塩素酸水には非電解型もある。定める規定が違うため、消毒剤としては電解型、非電解型のどちらも含む。

 また、「次亜塩素酸水が体に悪い」という内容の記事がSNS上などで見られるが、それは冒頭に挙げた強アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウム水と混同しているケースが少なくない。

 購入する場合、次亜塩素酸水か次亜塩素酸ナトリウム水かをしっかり確認する。実際、記者の家人は後者を間違えて購入していた。

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