それでも消えない新型コロナワクチンの長期的リスクの可能性
これは、ワクチン接種した人が自然感染した場合に起こる可能性があるとされるもので、ワクチン接種で誘導された抗体がウイルスに結合。ウイルスが結合した抗体ごとにヒト細胞内に取り込まれることで、ウイルスがヒト細胞に感染するのを助長するというもの。2016年にフィリピンでデング熱ワクチン「Dengvaxia」を接種後に、小児が死亡した原因のひとつとして指摘されたことを機に広く知られるようになった。
コロナウイルスに関しても、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)ワクチンを接種する動物実験で、接種後にADEのような現象が確認されている。