「今なら助かりますよね?」と無意識に…桑野信義さん直腸がん手術を振り返る
まだ手先や足先のしびれがあるし、リンパ節を取ったせいか左脚の感覚が鈍くて歩きにくい状態です。それでもあれこれ気に病まず、いい意味で開き直って生きることにしました。ノンストレス実践中です。いろいろ不義理していますけど、今は自分が一番。「究極の自己中」をお許しください。
(聞き手=松永詠美子)
▽桑野信義(くわの・のぶよし)1957年、東京都生まれ。1975年に鈴木雅之らと「シャネルズ」を結成し、トランペッターとして80年に「ランナウェイ」でデビュー。83年に「ラッツ&スター」に改名し、代表曲に「め組のひと」などがある。80年代後半からバラエティー番組にも出演し、「志村けんのバカ殿様」の爺役でお茶の間の人気者に。息子はミュージシャンのMASA。