コロナワクチン2回接種を終えた高齢者こそ行動自粛が必要
20日の新型コロナウイルスの全国の新規感染者数は2万5859人、入院が必要なのは1万2249人、重症者72人、死者29人となった。
さすがにこれだけ新型コロナの感染者が増えれば、旅行やゴルフに出かける中高年は少ないだろうが、心の底では「ワクチンを2回打ったから大丈夫だろう」と考えている人もいるはずだ。
実際、大阪府が3月以降の感染者8.5万人を調査したところ、未接種で感染した人は8万3207人で、うち重症化した人は1984人、死亡1557人。一方、2回接種後2週間経ってから感染した人は317人で重症者や死亡者はゼロだったという。
ならば、オレは大丈夫と思う人はいるかもしれない。
しかし、イスラエルの惨状を聞けばそれが間違いだと気づくはずだ。
■イスラエルでは1週間の死者の97%が60歳以上
イスラエルでは8月13日から50歳以上の3回目の新型コロナワクチン(ブースター接種)を開始した。