受験生とその家族が知っておきたいコロナワクチンの基礎知識 接種のタイミングは?
模試や授業に及ぼす影響を考えて接種日を決める必要がありそうだ。
■接種のタイミング
ファイザー社製は1回目接種から3週間後に2回目を接種。最も高い効果が得られるのは、その7日後以降だ。つまり最初の接種から4週目ということになる。
モデルナ社製は1回目接種から4週後に2回目を接種する。十分な免疫が確認されるのは、2回目の接種を受けてから14日以降。つまり6週目だ。
一般選抜試験を希望する国公立大学受験生にとって、最大の関門となる「共通テスト」の受験日は来年1月15、16日の予定。私立大学の個別試験の試験日は1月下旬から2月中旬に集中する。
私立高校の試験日は首都圏、関西圏ともに2月中旬が中心。公立高校は東京都の場合は、学力による第1次募集などが2月21日。大阪は実技を伴う特別入試が2月17、18日で、一般入学者選抜は3月9日。中学はおおむね1月から始まる。
「ワクチンは打てるときに打つ方がいい。ただ、予約が取れない場合は焦らず、受験日にワクチン効果が最大となるよう接種日を調整するといいかもしれません」(林院長)