新型コロナウイルス「動物間」での感染拡大はなぜ怖いのか

公開日: 更新日:

 不気味なのはこの新型コロナウイルスは変異株が登場するたびに乗り越える種が増えているように見えることだ。

 米疾病対策センター(CDC)が初めてペットの猫の新型コロナ感染症を確認した、と報じられたのは昨年4月22日。

 米国でペットの犬の感染が報じられたのはその1週間後の4月29日だ。

 飼育されているトラやライオンの感染も報じられたが、あくまでも人から動物への感染はあっても動物から人への感染の例はなかった。ところが昨年5月20日にはオランダの農場で従業員がミンクから新型コロナウイルスに感染したとみられる事案が報じられた。

 また、新型コロナウイルスの動物感染は飼育動物に限られていたが、昨年12月には野生のミンクへの感染が確認された。

 そして、今度はデルタ株によるビーバーへの初感染である。

「現時点では牛・豚・鶏のような代表的な家畜に感染したという報告はないし、動物から人への感染はミンク以外に報告されていません。ですから、いますぐ何かあるというわけではないと思います。しかし、新型コロナが飼育動物から野生動物にまで広がってしまうと簡単には新型コロナウイルス感染症は根絶はできなくなる。いくら人の間での感染の連鎖を止めても、動物間での感染が続けば、新たな変異株が誕生して人への感染が始まらないとも限りません。その意味で、新型コロナウイルス感染症を人間だけの問題と考えるのは危険ではないでしょうか」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  4. 4

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  5. 5

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  1. 6

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  2. 7

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  3. 8

    女優・佐久間良子さんは86歳でも「病気ひとつないわ」 気晴らしはママ友5人と月1回の麻雀

  4. 9

    カンニング竹山がフジテレビ関与の疑惑を否定も…落語家・立川雲水が「後輩が女を20人集めて…」と暴露

  5. 10

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場