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坂本昌也国際医療福祉大学 医学部教授 国際医療福祉大学 内科部長・地域連携部長

専門は糖尿病治療と心血管内分泌学。1970年、東京都港区生まれ。東京慈恵会医科大学卒。東京大学、千葉大学で心臓の研究を経て、現在では糖尿病患者の予防医学の観点から臨床・基礎研究を続けている。日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本内分泌学会の専門医・指導医・評議員を務める。

小太り中年がコロナを機にスポーツジム通いが習慣化した理由

公開日: 更新日:

 在宅勤務が中心となり活動量が激減した人もいれば、運動を習慣化できた人もいます。食品メーカーに勤務する東京都内在住のY太さん(50)も、その一人。

 小中高と野球をしていましたが、大学では野球はやめ、テニスやスキーを時々するイベントサークルに所属。就職後はテニス、スキーすらしなくなり、自宅と会社の往復の日々。営業職で、会食も多かったので、30歳を越えるころには15キロ以上太り、「小太り」の域に入っていました。

 今から5年前、45歳の時、血糖値血圧、中性脂肪の数値が高めなのをなんとかしようと、大手スポーツジムに入会。ところが典型的な幽霊会員で、1年後に退会。

 半年のブランクを経て、パーソナルトレーニングメインのジムに入り、週1回通っていたものの、仕事が忙しくなり約2年で退会してしまいました。

 その後は、思い立った時にジョギングや腹筋をしていましたが、習慣というところまではいっていませんでした。

 そんな中、コロナで仕事が在宅メインになり、会食がなくなり、友人と会うこともなくなりました。

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