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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米国ですべてのコロナワクチンの3回目ブースター接種始まる

公開日: 更新日:

 ブースター接種が推奨されているのは、この夏に猛威を振るったデルタ株に、ワクチン完了者がブレークスルー感染することが分かったからです。数字ではモデルナが最もブレークスルー感染の確率が低く、J&Jが最も高いことがわかっています。その理由はまだ明らかにされていませんが、専門家の間では質ではなく量の問題ではないかという声も出ています。ファイザーとモデルナはmRNAをベースにしていますが、1回に接種されるmRNAの量がモデルナの方が多いからではないか、いや接種回数が多い方がいい、接種と接種の間が長い方がいいなど、さまざまな意見があるようです。

 こうした中、米疾病対策センター(CDC)は3回目に異種のワクチンを打つ「ミックス&マッチ」も認めています。

 今週からファイザーの5~11歳の子供への接種も始まり、特に接種率が7割近いニューヨークはコロナとの共生に向かっています。しかし、いまだ接種に抵抗するアメリカ人も多く、2回の接種を完了したのは全米では58%にとどまっています。

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