がん検査「CT」「MRI」「PET」はそれぞれわかることが違う
CT検査とPET検査では放射線を使いますから、「被曝」が気になります。CT検査の放射線量は1.4~3.5ミリシーベルト、PET検査で使う検査薬のFDGから放出される放射線量は3.5ミリシーベルトです。FDGから出る放射線は時間とともに減り、尿から排泄されます。
人の健康に影響するのは、通常100ミリシーベルト以上だといわれていますし、日本人は通常の生活でも年間平均1.2ミリシーベルトの放射線を受けているといわれています。検査での被曝量はそこまで心配する必要はないでしょう。しかし、妊娠している、あるいは妊娠している可能性がある方は、必ず医師と相談してください。胎児は放射線の影響を受けやすいためです。