年末年始に突然の痛みが… 口のトラブル解消に役立つ「市販薬」はどれ?
そのため、かつてはつまようじなどで歯肉を刺して中の膿を出して一時的に痛みを抑えた、というつわものもいたというが、いまは薬がある。
ドラッグストアなどで買える塗り薬でいえば、デントヘルスR錠、メディケアデンタルクリーム、サンスターガム・メディカルペーストEXなど。うがい薬なら、アセスメディクリーンなどがある。
年末年始は過食の時期でもある。新型コロナの影響で外での宴会は控えても、年末年始は口寂しさから家庭内でだらだらとお酒を飲み、食べ物を口にする人も多いはずだ。
「口内炎はストレスや睡眠不足、細菌やウイルス感染などで発症しますが、食事中などに頬を噛んだり、暴飲暴食や偏食により、消化管からの油性のビタミンAなどが吸収できにくくなるなど、消化吸収の偏りが原因となる場合もあります」
口内炎の治療にはオルテクサー口腔用軟膏といった塗り薬や口内炎パッチ大正クイックケアといった貼り薬、飲み薬のトラフル錠などがある。
もちろん、解熱鎮痛剤も歯痛や歯茎の痛みなどを一時的に抑える効果がある。実際、ロキソニン、イブ、バファリンなどの添付文書の効能または効果の欄には「歯痛」とある。