3回目のワクチンに迷ったら何をすべき? 副反応情報を確認

公開日: 更新日:

■副反応情報にも目を通す

 逆に感染力が高いオミクロン株は、デルタ株より少ないウイルス量で感染が成立するという。海外でもワクチンの接種率が80%を下回り、かつ接種開始から8カ月を経過すると感染の再拡大が起きている。政府はやっと3回目の接種間隔を2回目から6~7カ月に短縮したが、3回目がもう少し早く開始されていたら状況は違っていた可能性は否定できない。

 とはいえ、ワクチン接種の副反応も怖い。デルタ株よりも重症化や死亡リスクが低いとされる変異株が登場、流行している今、3回目のワクチン接種の効果に迷う人もいるはずだ。

「基礎疾患のある高齢者をはじめとした重症化リスクの高い人にとって、ワクチンが重要な重症化予防策であることは間違いありません。ただし、厚労省はこれまでに2億回を超えるワクチン接種に伴う副反応についての情報を収集し、ネットで公開しています。ワクチン接種に迷ったらそれを自分の目で確認して、接種のメリットとデメリットを考え納得したうえで、自分の判断で接種するかどうかを決めることです」

 最新の新型コロナワクチンの副反応は、「第75回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第26回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)資料」に詳しい。ネット検索してみるといい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動