2羽のツバメは再発を心配するがん患者の心を救ったのか
そう聞かれれば、すぐに「孫」と口に出ます。それでも、なかなか会えません。孫は孫の人生があるし、成長した時、自分はきっともうお墓の中です。
昔、古本屋で買って読んでいなかった「生きがい療法」の本を本棚から出して読んでみました。でも、心に響きません。
「死の問題から逃げずに、現実的対策に心と生き方を向けていく」「生の有限性と人生における死の意味をより深く認識することによって、生きているかぎりの期間を有意義に生きたいという意欲が高まる」などと書かれていますが、なかなか、納得というかしっくりきませんでした。
2週間前、まだ田植えがされていない田んぼの水面に、1羽の白いサギが降りていました。
1週間前の夕方は、急に騒がしくなってカエルの合唱が始まりました。こんなにたくさん、どこに隠れていたのかと思うほどすごい鳴き声ですが、一斉に鳴き始め、鳴き終わるのも一斉です。
翌日は一日中、雨でした。そして今日は玄関前の車庫の屋根裏にツバメが2羽、飛んできました。2年前も、去年も同じことがありました。