長引く息苦しさや発熱の正体は「薬剤性間質性肺炎」かもしれない

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 薬剤性間質性肺炎を疑うポイントは次の通りだ。

【新たに薬の服用を始めてから3週間以内に咳、息切れ、発熱の症状がある】

「息苦しさの他に、5日以上の発熱が続く場合には、間質性肺炎、細菌性肺炎なども疑わなければなりません。息切れが長引くようであれば、呼吸器内科を受診してください」(大谷院長)

【60歳以上の高齢者、喫煙歴、肺病変の既往歴、呼吸器の低下に該当する】

「さらに、免疫力が低下している人は特に注意が必要です」(相良教授)

【薬剤性間質性肺炎の発症歴がある】

「すでに発症歴がある人は、他の薬剤によっても引き起こしやすい体質である可能性が高いです」(相良教授)

 薬剤性間質性肺炎を起こさないためには、漢方薬などの服用の仕方にも気を付けたい。

「漢方薬やサプリメントを含むどんな薬でも、薬剤性間質性肺炎を引き起こすリスクがあります。特に漢方薬には似た成分を含むものが多いため、以前に漢方薬で薬剤性肺炎を起こした人は、今後すべての漢方薬の服用を控えるべきです」(大谷院長)

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