【ターメリック】全身の血流をグングン巡らせてしもやけも改善
手足が赤く腫れて痛む……。冬になると引き起こされがちなのが「しもやけ」です。しもやけは、医学的には「凍瘡」と呼ばれ、手足、耳、鼻、頬などの皮膚が寒さや低温の寒冷刺激を受け、静脈や動脈が収縮してうっ血が起こるために現れる症状です。とくに、日頃から運動量が少ないシニアは、末端の血行が悪く発症しやすい傾向があります。加齢とともに、動脈硬化や血管の狭小化も進んでいるため、治りにくく、重症化のリスクも高いのです。
しもやけの症状としては、赤紫色に腫れたり、赤くなって盛り上がり痛みやかゆみがある、じんじんと熱い感じがするといったことが挙げられます。悪化すると水ぶくれや潰瘍になり、そこから細菌に感染して、さらに症状がひどくなるケースもあります。早めの対策を心がけましょう。
しもやけは中医学において「血」の巡りが悪いことで引き起こされると考えます。体の隅々にまで血が行き届かないために、手足の冷えをともないがち。また、慢性的な肩こりや頭痛、クマに悩まされる人も多く見られます。改善のためには、血流をアップする食材を取り入れることが大切です。