花粉症がぎっくり腰を招く…座ったままできるストレッチで対策
ぎっくり腰を起こさないためには、くしゃみ時に工夫が必要だ。
「とにかく、腰の振動を最小限に抑えることです。まず、立った状態でくしゃみをする時は、骨盤に両手のひらか手の甲を当てて支え、膝を少し曲げるようにしてください」(山口院長=以下同)
椅子に座っている時も、骨盤の真ん中に手のひらか手の甲を当ててしっかりと支える。
日常生活で、椅子から立ち上がる時にも工夫を凝らしたい。
「腰痛持ちの方が、椅子から立ち上がる時に骨盤を後ろに下げると、相当な負荷が腰の筋肉にかかり、腰痛がひどくなったり、ぎっくり腰を起こす原因になることがあります」
立ち上がる時は、片方の足先を膝より引いて、手の甲か手のひらをベルト辺りに置いて支え、立ち上がる。
あるいは、少し足を開き、両手を脚の付け根に置いて上半身を少し前かがみにし、腰を丸めずに立ち上がる。
■トータル1分足らずでできる