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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【フェヌグリーク・メティ】滋養強壮や栄養補給で授乳期女性に人気

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 フェヌグリークに含まれる栄養素で特化しているのは豊富な食物繊維です。朝食でフェヌグリークの食物繊維8グラムを摂取した肥満の被験者8人は、摂取しなかった被験者よりも満腹感を強く感じ、昼食のドカ食いを防ぐことができたことがわかっています。

 12人の男性に対し1日1.2グラムのフェヌグリーク種子抽出物を2週間摂取してもらった実験では、脂質摂取が減少し、全体のカロリー摂取が12%減少したという報告があります。

 また、別の研究ではフェヌグリーク茶が食欲を減退させる報告も。さらに、コレステロール値を下げ、血糖値を調節し、便秘のリスクを減らす効果もわかっているのです。男性の更年期障害の指標を示すAMSスコアも、フェヌグリーク加工食品を4週間摂取した場合で改善傾向が見られる報告がありました。

 調味料としてだけでなく、お茶や水につけておくことでフェヌグリーク水を作ることもできますよ!

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