痛みで立てない90代女性 高齢だから手術はできないと言われたが…

公開日: 更新日:

「骨はけっこうしっかりしていた方でしたが、年のせいもあり、もろくなっていると思います。ただよく転んだりしましたが、骨を折るようなことはなかったです」(患者さん)

 診断の結果は、椎間板が狭小化し脊柱管狭窄をきたしている椎間板変性症。後日、老化や損傷した椎間板を細い針でゲルを注入して修復する治療法を日帰りで実施しました。術後に痛み止めと、感染予防のための抗生剤を処方し、体調変化が出た場合は来院していただくようにお伝えし、その日に帰宅していただきました。

「右の腰の下のほうが少し痛い。親指に痛みとしびれがあります。でも良くなっている気がします」

 1週間後、患者さん自ら電話がありました。そして1カ月後には息子さんから痛みなどは消えたとの報告。さらに3カ月を経過した時には排尿の調子も良くなり尿カテーテルを外すこともできて大変喜ばれておりました。

「おかげさまでとても元気で、最近は毎日少しずつ歩いています。尿チューブも引き続き取れた状態で。周りのみんなにも驚かれて(笑)。夜間トイレにも1人で行けるようになりました」(患者さん)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース