100歳で1人暮らし!娘のために楽しみながら料理を作るスーパー母さん
この連載の担当者が、二十数年通っている飲み屋さんへ行った時のこと。コロナ期間中にすっかり早寝になり、夜飲み歩くことが激減したため、その店へ行ったのは本当に久しぶりだったそうです。
突き出しの煮物を食べながら、ふと「(飲み屋店主の)ママのお母さん、どうしているのかなぁ」と思ったという担当者。その飲み屋さんは突き出しのファンも多く、そして突き出しは、ママのお母さんの手製。東北地方で1人暮らしをしているお母さんは、娘(ママ)のためにせっせと料理を作り、クール宅配便で送っているのです。
ここからは担当者とママさんの会話の再現です。
「突き出しの味、全然変わらないね。今はママが作っているの?」
「違うよ。ウチのお母ちゃんが作って送ってくれてるんだよ」
「えっ、ママのお母さんっていくつ?」
「もう100歳だよ! 今も1週間に1回、料理作って送ってくれてるの。元気だよー。私より記憶力がしっかりしているくらいだよ」