椎間板ヘルニアで手術を勧められた…やるならセルゲル法で

公開日: 更新日:

 さっそく検査を開始しました。前屈と後屈をしていただくと、腰椎椎間板ヘルニアを示すラセーグ徴候陽性との判断。さらにMRIの画像診断で、主病名が椎間板ヘルニア、副病名が椎間板変性症との確定診断となりました。これらの結果を受けて、セルゲル法で3カ所の患部に施術したのでした。

 術後の経過は比較的順調で、1週間後ではまだ若干は下肢の痛みが残っていたものの、ほぼ痛みが消失。1カ月を過ぎるあたりではその痛みもしびれもなくなり、さらに3カ月後には全て問題なく、とても感謝しているとのうれしいご報告がありました。

 しかし半年たったあたりで、痛みが少しぶり返したとのご報告をいただくことになるのでした。おそらく運動不足からくる筋力の低下により病状が戻ったことも考えられますが、ただその後は連絡が途絶えてしまい、引き続きのサポートを断念することとなり、惜しまれてなりません。

 長年にわたり腰痛と付き合ってきた患者さんですが、その方の病気との向き合い方や考え方により、完治するまで継続的治療を行うことができないこともあるのです。 (ILC国際腰痛クリニック東京・簑輪忠明院長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…