瀬川晶司五段<4>悩み迷った末にプロ棋士への再挑戦を決意
「瀬川君、プロになる気はないのか?」
アマ棋士の先輩・遠藤正樹さんから、アマ棋士の交流会の場でこう尋ねられたのは2004年の暮れのことだ。瀬川さんは戸惑った。
“奨励会を卒業できずに退会した人間がプロなんて……”というのが正直な気持ちだった。
「そんな、無理で…
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