「岸田派解散」を首相明言も国民に響かず…派閥の在り方に含み残す発言、SNSで皮肉られる哀れ

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《いつもの検討だろ》《めずらしく決断したのか》……。SNS上では懐疑的な見方が少なくない。自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、岸田文雄首相(66)が昨年12月まで会長を務めた「岸田派」(宏池会=46人)について18日夜、「解散することを検討する」と発言したことに対する反応だ。さらに首相は19日午前、同会について「政治の信頼回復のために宏池会を解散する」と明言した。

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 裏金事件では、「岸田派」でも2018年からの3年間で3000万円超に上る政治資金収支報告書への不記載が判明。東京地検特捜部は当時の会計責任者を政治資金規正法違反罪で略式起訴する方針で、これを受け、岸田首相は派閥の「解散」にまで踏み込んだわけだ。

 とはいえ、18日夜に「解散検討」発言が報じられると、ネット上には《出たよ検討》《お決まりの検討》といった投稿が相次いだ。なぜなら、岸田首相は「遣唐使」をもじった「検討使」と揶揄されるほど「検討」と言う言葉を多用しながら、「決断」を先送りするケースが少なくないからだろう。

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