自民・杉田水脈氏「教育勅語」大絶賛も…自身の言動は「徳目」と真逆、《おまいう》殺到の必然
■《教育勅語を絶賛しているが、おそらく読んでいない?》
一方で、杉田氏は教育勅語が掲げた「十二の徳目」を投稿したのだが、これに対し、《おまいう》といった冷ややかな意見も広がった。というのも、その内容は杉田氏のこれまでの言動とは対照的なことが書かれていたからだ。
例えば「五、謙遜 自分の言動を慎みましょう」「六、博愛 広く全ての人に愛の手を差し伸べましょう」「九、徳器成就 人格の向上につとめましょう」「十、公益世務 広く世の人々や社会の為になる仕事に励みましょう」「十一、遵法 法律や規則を守り社会の秩序に従いましょう」などとあるのだが、杉田氏といえば、自身のブログなどで大阪府の在日コリアンの女性に「民族衣装のコスプレおばさん」などと投稿したことを巡り、2023年10月に大阪法務局から人権侵犯と認定されている。
保守系月刊誌のユーチューブ番組に出演した際には、アイヌ文化振興事業に公金不正流用疑惑があるとの見方を示し、関係者について「公金チューチュー」と揶揄して国内外で批判の声が上がったほか、今月8日には、ジャーナリストの伊藤詩織氏が自身を誹謗中傷するSNSの投稿に「いいね」を繰り返したとして、杉田氏に損害賠償を求めた裁判でも最高裁で敗訴が確定している。