自民はどうする? 衆院東京15区補選で公明党が“5股不倫男”乙武洋匡氏の支援にNO!

公開日: 更新日:

 ところが、いきなり公明党が、乙武氏支援に難色を示している。

 2日、自民党の茂木幹事長と会談した公明党の石井幹事長は、「現場の反応としては非常に難しい」と伝え、公明党の佐藤国対委員長も「各党が女性候補を擁立するなかで、過去に女性問題があった候補を我が党として大手を振って応援できるのかという問題意識はある」と記者団に明言している。

■公明票は3万票

 もし、公明党が選挙から手を引いたら、乙武氏当選は一気に難しくなる。この選挙区には公明票が3万票もあるからだ。前回の衆院選、東京15区は7万6000票を獲得した自民党の柿沢未途氏が、次点に2万票差をつけて当選している。3万票を失えば落選濃厚だ。公明党はサボタージュするのか。

「さすがに選挙になれば、公明党は動くでしょう。ただ、支持母体・創価学会の女性部が、乙武さんを毛嫌いしているので、ガス抜きというか、内部向けに『自分たちももろ手を挙げて賛成しているわけではない』とメッセージを発したのでしょう。と同時に、自民党に対する脅しですよ。『自分たちが支援しなければ選挙に勝てないぞ』と、脅したのだと思う。ギリギリまで難色を示して、土壇場で公明票の威力を見せつけ、自民党に恩を売るつもりなのでしょう」(自民党関係者)

 東京15区補選は、候補者が乱立し、誰も法定得票数(有効投票総数の6分の1)を得られず、再選挙になる可能性も囁かれている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  2. 2

    シニア初心者向け「日帰り登山&温泉」コース5選 「温泉百名山」の著者が楽しみ方を伝授

  3. 3

    斎藤元彦氏猛追の兵庫県知事選はデマと憶測が飛び交う異常な選挙戦…「パワハラは捏造」の陰謀論が急拡散

  4. 4

    兵庫県知事選「頑張れ、斎藤元彦!」続出の異常事態…まさかの再選なら県政はカオス確実

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も行き来、クレーム電話ひっきりなし

  3. 8

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  4. 9

    異様な兵庫県知事選の実態…斎藤元彦氏の疑惑「パワハラは捏造」の臆測が急拡散

  5. 10

    「資格確認書」利用で窓口負担増の“ペナルティー”を政府検討 露骨な格差に識者も怒り露わに会員限定記事

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動