「都知事選」で前に出すぎ…自民vs都ファ“対立”に小池知事が「困惑」
自民党の「ステルス支援」作戦は破綻する
実際、10日の自民党東京都連の会合後、萩生田都連会長は「(小池知事を)支援する方向だ」と強調。党内で「ステルス支援」作戦が浮上しているはずなのに、わざわざ報道陣に対して小池支援を明言している。ある都ファ幹部は「ステルスどころか、表で知事支援を強調しすぎている。本当にやめてほしい」と嘆いた。
小池知事本人も、支援組織である自民と都ファとの対立に困っているらしい。
そもそも、自民党の「ステルス支援」作戦には無理があった。
「都知事選と同日に投開票される都内8選挙区(江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市)の都議補選(28日告示)への対応で、自民党の『ステルス支援』作戦は破綻するとみられています。自民党は8選挙区すべてに候補を擁立し、党の看板を前面に掲げて戦う方針です。つまり、都知事選では看板を隠し、補選では看板を掲げるわけです。選挙期間が重なるだけに、都民には、都知事選も自民党の選挙のように映るはずです」(自民党関係者)
女帝はこの際、裏金自民の推薦をもらって、正々堂々と戦ってはどうか。