【写真発掘!】小池百合子は31年前、ミニスカにギプス姿で選挙戦に出ていた!
7月4日の公示日、出陣式に現れた小池さんの姿は鮮烈な印象があった。右足に大きなギプスをはめていたのだ。足の甲の疲労骨折ということだった。小池氏はキャスター時代からミニスカートで知られ、週刊誌に『ミニスカートの国会報告』というコラムを連載していたほどだ。この日も膝上のミニスカート。そこから伸びる膝下の白いギプスは一段と痛々しく見えた。
■ 出陣第一声はダラダラ演説
出陣式の第一声はそれほど長くならないのが通例だ。その後、選挙カーで選挙区内をくまなく回らなければならないから。ところが小池氏の演説は長かった。いつまでも終わらない。その割に「ここが放送に使える」というポイントが中々出てこない。
NHKニュースでは選挙の第一声は公平を期すため、原則すべての候補者の音声を25秒とか30秒とかにそろえる。それより短くも長くもなく、きちんと同じ長さに収まるよう編集して放送する。そのために記者が現場で第一声を聴きながら、候補者が訴えたいポイント、放送に使えそうな部分はどこかを決めておかねばならない。小池氏の第一声は40分もかかった。終わった時、私は隣のカメラマンと顔を見合わせた。