10歳超年上女にアプローチする男性が増えている。“出産が難しい”と断り、後悔しないための改善点

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コクハク

なぜ年上の女性が好きなのか?

 年下の男性が10歳以上も年上の女性に熱心にアプローチをするケースが、近ごろ増えています。
 喜ばしいことのはずなのに、そのチャンスを自らダメにするアラフォー、アラフィフ女性が多すぎて、とてももったいない状況です。改善ポイントを考えてみました。

【内藤みかのあたらしいのがお好き】

 近ごろは、年上の女性とデートしたがる男性が増加中です。お金目当てというわけではなく、純粋に年上の女性が好きだという人も相当います。

 なぜかというと、男性たちが口を揃えて言うのが「甘えたい」からだとか。話を聞いてみると、母親が仕事で忙しく、甘えきれないまま成人してしまった男性にそういう傾向があるようです。

 母親的存在を無意識に求めるので、10歳以上も年上の女性にアプローチをしたくなるのでしょう。

なのに年上女性が逃げてしまう理由
 しかし、せっかく若い男の子にアプローチされてるのに、逃げてしまうアラフォー・アラフィフ女性が非常に多く、自らその機会を壊してしまっています。

 彼女たちは「私はもう子どもも作れないから結婚は無理だろうし…」と言うのです。

 若い男と恋仲になった熟女は、「子どもが欲しくなったから」と別れを切り出されることがあります。実は年上の女性たちは、子どもが産めない可能性が高いことを、かなり申し訳なく思っているのです。

私なんてもう若くないから、遊べない?

 またアラフォーやアラフィフの女性たちは、「もう若くない」が口グセのようになっています。「もう若くないから、次の恋で最後にしたい」、「最後の恋は老後まで一生連れ添える人がいい」と言うのです。

 つまり、男性が年下すぎると、一生添い遂げる前に、若い彼が浮気をして別れてしまうんじゃないだろうか…と心配する女性がとても多い。安心して老いていけず、彼の浮気を心配して嫉妬の日々を送るのは、確かにキツそうですもんね。

悪い方向にばかり考えてしまう
 年下男性からのありがたいアプローチを退けてしまう年上女性は、悪い想像ばかりをしています。

「いつか彼は年下の女と浮気するんじゃないか」、「そのうち子どもが欲しくなって若い女を選ぶんじゃないだろうか」などと、良くないことばかり考えてしまうのです。

 すごい女性だと、まだ交際もしていないうちから「彼のご両親は、こんな年上の女が挨拶に行ったら反対するに決まってる」などと考え、「やっぱり結婚できる男性とお付き合いしたいから」と、年下男性を断ってしまうのです。

幸せに生きるカップルもちゃんといる

 けれど、近ごろは不妊に悩む夫婦も多く、若い女性と結婚しても、必ず子宝に恵まれるわけではありません。子どもがいない人生を歩んでいるカップルも大勢いるのです。子どもがいてもいなくても二人が幸せならば、それでいいのではないでしょうか。

 それなのに、子どものことにこだわる女性がかなり多いのです。中には交際が始まってから、彼に「本当は子どもが欲しいんでしょ? 本当に私でいいの?」と何度も繰り返し確認し、それが元でケンカになり、別れてしまったケースもあります。

 ネガティブなことにとらわれず、超年下の男性と結婚して幸せに暮らし続ける女性もいます。彼女らは「ダメになる時があるとしたら、それはそれでしかたない」と考え、今を幸せに生きることを選び、生き生きと過ごしています。

若い男性に愛されたという誇りは一生残る
 年上の男性と結婚したって相手が浮気することはありますし、逆に年下の男性と結婚しても、彼が全く浮気しない場合もあるのです。

 浮気が判明したらその時に対処を考えればいいのですし、起きてもいないことを不安がらないほうがお互いに楽しいはず。

 せっかく年下男性といい感じになれたのなら、二人で思い切り素敵な時間を過ごすことに集中したほうが、濃い人生を送れるはず。万が一関係がダメになったとしても、若い男性に愛されたという誇りは一生残るはずです。

 未来にクヨクヨせず、今を楽しむように気持ちを切り替えた女性は、年下男性との恋愛も成就させています。

(内藤みか/作家)

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