目立ちたがり屋の西村元経産相が一転…裏金非公認でコソコソ「ステルス選挙」徹底のダサダサぶり
選挙事務所には胡蝶蘭がわんさか
「あることないこと報じられるでしょ。余裕がないから本人がナーバスになってるの」(西村陣営関係者)
捨てる神あれば拾う神あり。近接する兵庫2区で赤羽一嘉前国交相の10選を目指す公明党が票欲しさで西村氏に推薦を出し、沽券は守られつつある。
「選挙事務所には胡蝶蘭が次々に届けられ、入り口付近を埋め尽くしています」(与党関係者)
3年前は次点に10万票近く差をつけた西村氏に挑むのはいずれも新人。立憲民主党が橋本慧悟前県議、日本維新の会は元国交官僚の加古貴一郎氏を擁立した。
橋本氏は昨年、前明石市長の泉房穂氏の後押しで政界入り。泉氏の「一番弟子」と言われているが、表立った支援は期待薄だという。
「泉さんは選挙が大好きなので血が騒いでいるはずですが、〈特定政党や特定候補の応援に入る予定はない〉と公言された。橋本と並んでマイクを握ってくれたらとは思いますが……」(橋本陣営関係者)
有権者は都合の悪い時に逃げる男をまた選ぶのか。民意が問われる。
◇ ◇ ◇
西村氏の販売ノルマを超えたパー券収入のキックバックの額は数十万円程度とされるが、政治資金の使い方はハチャメチャだ。●関連記事【もっと読む】『安倍派「5人衆」西村康稔氏の目をむくバラマキ 2022年「土産代」「差し入れ代」830万円超』で詳報している。