石破首相は“安倍政治の総括”を放棄したのか…赤木雅子さんと交わした携帯メッセージ
総選挙での苦戦が伝えられる石破首相。もともと森友事件の再調査が持論で、事件で命を絶った赤木俊夫さんの妻、雅子さんとの携帯ショートメッセージなどのやりとりが、24日発売の週刊文春で報じられている。でもこれって相手は本当に石破さんなの?なりすましの疑いはないの? と疑問を抱く方もいるだろう。
石破首相が赤木雅子さんと初めて会ったのは3年前の9月。当時、石破氏が森友再調査を明言していたことから、真相解明を求めていた雅子さんとの面会が実現した。議員会館の事務所で会った2人は話がはずみ、互いに携帯電話の番号を交換。この番号に電話すると石破氏本人が出るから間違いない。
翌月、雅子さんは就任したばかりの岸田首相(当時)に再調査を求める手紙を出した。そのことを石破氏にメッセージで伝えるとすぐに返事が来た。
「長い戦いになるのかもしれませんが、正義や誠意が通じない世の中であってはなりません」
2日後、石破氏は再び雅子さんと会う。その場で岸田首相に手紙を読むよう伝えると約束。その夜、メッセージで連絡が来た。
「岸田さんには伝えておきました。安倍氏が怖くて反応はしないかもしれませんが」