万博開催機運醸成のYouTube番組に松井一郎・横山英幸 大阪前現市長が登場
2025大阪・関西万博開催に向けた機運を醸成するユーチューブ番組「くるぞ!大阪・関西万博チャンネル」がスタートし、2月19日に1回目の放送が行われた。番組のMCはジャーナリストの須田慎一郎氏、ゲストに前大阪市長の松井一郎氏と現市長の横山英幸氏を招いた。
巷でなかなか高まらない万博への期待感について、横山市長は「万博のテーマは“いのち輝く未来社会のデザイン”。再生医療や循環型社会について最先端技術で皆さんにお伝えしていきたい」とアピール。松井氏は「世界初のペット同伴可能な万博」を強調した。
東京と大阪での盛り上がりの温度差については、松井氏が1970年万博を引き合いに出し、当時も1年前の時点では「行きたい」という人は3~4割だったが、いざ開幕したら6400万人の入場者があったと指摘。横山市長は「一般イベントは514件。愛知博の2倍申し込みがきている」と明かし、両者ともに楽観的だった。
続いて松井氏が決めた2025年1月からの大阪市内路上全面禁煙がテーマに。「喫煙所の数が足りないのでは」との指摘に、横山市長が「今120カ所の新設と20カ所の改修ということで進めています」と今の取り組みを説明。民間が設置する場合には助成金を出している点、東京・千代田区との比較で300カ所必要との指摘がある点についても認識していることにも触れていた。松井氏は120カ所プラスアルファとの見解を示していた。