C-United(珈琲館・ベローチェ) 友成勇樹社長(4)36歳の若さで世界125カ国の中堅幹部を指導
「珈琲館」や「カフェ・ベローチェ」を運営する「C-United」の指揮を執る友成勇樹社長は、1986年、新卒で日本マクドナルドに入社。97年、34歳の時、米シカゴ市にFC出店していた日本マクドナルドの米国法人子会社のバイスプレジデントに抜擢された。シカゴの郊外オークブルックは米国マクドナルドの本部がある都市だ。
99年から米国マクドナルド本部に出向し、世界のマクドナルドを統括する国際部の人材教育部に所属し、2年間、社内プロフェッサーに就いた。幹部教育の総本山である「ハンバーガー大学」でマネジメントなどを指導した。
「ハンバーガー大学には、世界125カ国に約3万店を展開するマクドナルドから選ばれた人たちが研修にやって来ます。教室は大学並みの設備と機能を持ち、本社中間管理職用の教室は1クラス4テーブル(1テーブル6人)の合計24人の少人数制。研修期間は1週間、年間20~24クラスを回転させます。27の言語を扱い、1つのクラスは上限3言語(例、英語、ドイツ語、イタリア語)で実施します。同時通訳のブースがあり、生徒はヘッドホンをつけて講義を聞きます」