国民民主党ついに分裂…維新に“すり寄り”前原誠司氏「新党」立ち上げの皮算用

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国民民主党は野党第4党に転落

 前原新党5人のうち、3人は滋賀が地盤で、近畿全体に勢力拡大しつつある維新は脅威そのもの。新党結成は選挙対策で維新と握るためのワンクッションだともっぱらだ。

「次期衆院選で野党第1党を目指す維新の馬場伸幸代表らは、旧民主党の閣僚経験者らと勉強会をつくり、会合を重ねている。元外相の前原氏は主要メンバー。勉強会を受け皿に野党再編を一気に進める。それが前原氏や馬場氏が温めてきた構想ですが、大阪・関西万博の建設費倍増で維新に逆風が吹く中では分が悪い。当面は様子見でしょう」(野党関係者)

 一方、野党第3党から第4党に転落した国民民主はカンカン。離党届受理を拒んだ榛葉賀津也幹事長は「政党交付金目当てか分からないが、暮れに新党をつくろうとする行動は有権者はうんざりではないか」「仲間を裏切る政治家は一般国民も裏切る」とこき下ろしていたが、目くそ鼻くその感がある

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