巨人“プロテクト漏れ”候補に阿部と杉内がささやかれる理由
え、巨人の年俸2トップが28人から外れる? そんな情報が、チーム周辺で飛び交っている。
FAで大竹寛(30)を獲得した巨人は広島に人的、金銭などの補償をしなければならない。巨人は人的補償の対象外となる「プロテクト名簿」を作成して広島に提出する。この人数が28人なのだ。コミッショナー公示から2週間以内に提出する決まり。大竹は4日に公示されたため、期限は18日だ。
まだ1週間以上の時間が残されているが、20人から28人までを決める作業が難しいと関係者は口を揃える。巨人は10日に優勝旅行先のハワイへ出発するため、原監督が出国する前にある程度は固めておく必要がある。
■手を出せるのは限れた数球団
さる球界関係者は、「2トップとは阿部と杉内です」とこう続ける。
「年俸5億7000万円の阿部は未更改で、6億円超えの可能性がある。杉内は現状維持の5億円で更改済み。日本球界では断然の2トップです。こんな額を払える球団は日本では巨人、阪神、ソフトバンクくらいなもの。広島はヤンキースと1年16億円で合意した黒田に、古巣復帰の条件として3億円を提示したとされる。これが上限だろうという読みです。5億円超えの選手なんて欲しくても手を出せないから、プロテクトから外しても大丈夫だろうというわけです」