好調の中日・浜田が「戻りたくない」と語った二軍の地獄特訓

公開日: 更新日:

 中日のファームは、佐伯二軍監督になってから12球団一といわれる猛練習が日課。高木守道前監督時代の2年間で緩んだタガを締め直すためだが、9連勤でスタートしたキャンプでは、屋内練習場に照明設備が設置され、夜まで打ち込み。シーズンが開幕してからも早出練習に始まり、試合が終わってからも特守、特打、ランニングなどでタップリしぼられる。

■コックが辞めるほど遅い夕食

 練習が終わるのは夜9時ごろ。他球団の二軍選手は夜6~7時に夕食をとるが、中日は食事の開始が遅いため、「生活に支障が出る」との理由で寮のコックが辞めてしまったほど。多くの選手は練習が終わると、泥のように眠るそうだ。

 猛練習の“反動”もあるのか、二軍の成績は45試合で14勝28敗3分け、首位から14ゲーム差の最下位(3日現在)と振るわない。

 開幕二軍スタートだった浜田は「佐伯道場」の過酷さを知っている。結果を残し続けなければ、再び地獄の道場に戻らなければならないから必死なのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  2. 2

    《古いタイプの指導者》はア然ボー然…大谷の恩師による「甲子園塾」講義の中身

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  5. 5

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  1. 6

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  2. 7

    吉永小百合(10)「15歳年上のバツイチと、よく一緒になりましたね」会員限定記事

  3. 8

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  4. 9

    麻生太郎「3頭体制」崩壊でいきなり窮地…自民党総裁選でキングメーカーとしても機能せず

  5. 10

    元プロが関わる「チンピラまがい」の関西ボーイズチーム出身者にスカウト要警戒《教育できそうにない》