ようやく“理想の女房”に出会えたが…ダル7失点で3敗目
ダルはもともと、自分のプラン通りの組み立てを優先、自分の投げたい球種しか投げないタイプだ。マウンド上で捕手とサイン交換はするものの、自分が納得する球種が出るまで首を振り続けて女房役を呆れさせることも珍しくない。
しかし、ジメネスのように格下で投手の考えを優先する捕手なら、マウンド上でのリズムも生まれやすい。今季のダルは球数を減らしてできるだけ長いイニングを投げるため、配球を直球主体に変えた。ただでさえ上向いた投球のテンポがさらに良くなれば、ダル自身も乗っていける。守備のリズムが上向けば、打線の援護も期待できる。
そのダルは17日(日本時間18日)、8勝目をかけてアスレチックス戦に先発。五回0/3を8安打7失点と打ち込まれ、3敗目を喫した。アスレチックス戦はこれで8連敗となった。