累計入場者60万人突破 “金づる”浅田真央の衰えぬ人気
「今後、これだけの人気者が出てくるかどうか…」
フィギュア関係者がこう漏らすのも無理はない。
浅田真央(23・中京大)は5日、高島屋京都店で23年間の活動を紹介するイベントのテープカットセレモニーに参加。「たくさんの方に見ていただけたらうれしい」と笑顔を見せた。
6日から12日間行われるこのイベントは、真央の写真パネルや衣装、さまざまな大会で獲得したメダルなどが展示される。4月の日本橋店を皮切りに、名古屋、大阪、横浜、新宿とこれまで計5回開催され、累計入場者数は60万人を突破したともいわれている。
真央は今季休養宣言しており、来季以降も現役を続けるかは未定だが、フィギュアの国際大会を中継するテレビ局やスケート連盟にとって真央は金づる。18年平昌五輪までは「氷上のアイドル」でいて欲しいというのが本音だ。
「(今は大学が)休みなのでわくわくしている」という真央は、5歳の時から脇目も振らずスケート一筋で生きてきた。
長期休養の間に何かのめり込むものができたとき、果たして厳しい競技生活に戻る気が起きるだろうか。真央人気でそろばんをはじく連中は心中穏やかではない。