智弁・小坂監督が語る“通算73本塁打”岡本和真の「素顔」
――今は一塁を守り、時には投手もやっていますが、プロのスカウトの中には「守備走塁に課題がある」という声もありますが。
「やはりプロのトップレベルのところでやるには、守れないといけませんからね。これまで遊撃、三塁もやらせましたが、この夏は一塁を守らせてます。構えの時に股関節を落として、重心を下げろ、ということは言ってきた。股関節が硬いわけじゃないんですが、どうしても下半身のフットワークではなく、頭を落として打球を捕りにいく傾向があった。今年のセンバツの三重との1回戦の三塁守備でトンネルをしましたけど、速い打球が来たときに逃げ腰になるところがあるので、そこをもっと伸ばしていければ。走塁は当初、消極的なところがありましたが、『行ける時は行け』という方針の時は、次の塁を盗もう、狙おうという意識が高まっていると感じますね」
――外野守備はできますか?
「スローイングに関しては柔らかいし、肩も強いので一塁に加えて、外野手でやっていける可能性はあると思いますね」
■本塁打でおばあちゃんから小遣い