シャルケ完敗の“戦犯”内田は日本代表の救世主にはなれない
アギーレ監督は9月、10月の計4試合で右SBにドイツ組の酒井高と酒井宏を、国内組からは新潟の松原、鹿島の西を招集したが、松原と西は一度も使われず、ドイツ組もまだまだアピール不足。
アギーレ監督は「ウチダは日本人で欧州CL出場歴が一番多い。国際経験はダテじゃない」と高評価。それが今回の招集につながったわけだが……。
「内田はずっと右膝痛、右太もも裏痛に苦しみ、故障部位をかばっているうちに腰痛にも悩まされるようになった。彼の持ち味は機を見るに敏な攻撃参加、試合の流れを見ながらの攻守のメリハリです。それを豊富な運動量とスタミナが支えているわけですが、右足に爆弾を抱えている以上、内田に多くを期待することは出来ないでしょう」(前出の関係者)
アギーレ監督の通算成績は1勝1分け2敗。内田を救世主として考えているようだが、そのもくろみがやすやす当たるほど、相手は甘くはない。