古傷再発…シャルケ内田はまたもW杯に嫌われるのか?
名門レアル・マドリード(スペイン)との欧州CL決勝トーナメント1回戦第2レグをシャルケ(ドイツ)は1―3で落とし、2試合合計2―9の大差でCL敗退が決まった。
この試合に日本代表DF内田篤人の姿はなかった。2月9日に古傷の右太もも裏肉離れで戦線を離脱。現在、長期リハビリ中だからである。
「肉離れに加え、右膝腱も部分断裂。内田が『膝が爆発したかと思った』と振り返るほどの痛みに襲われました。日本でリハビリを行い、15日にドイツに戻った内田は『再発した時点でW杯は絶望』と悲愴感タップリに漏らしています」(サッカージャーナリスト)
■南アフリカ大会は出場なし
それにしても、内田ほど“W杯に嫌われた”選手もいないだろう。19歳で代表デビュー。10年南アW杯の3次予選、最終予選の14試合中11試合に先発しながらサブに降格し、本大会4試合で出番なし。そして4年後のブラジルW杯も、厄介な古傷再発で代表メンバー入りも微妙な情勢だからだ。
ドイツに戻り、チーム専属医から「完治は5月半ば」と診断された。W杯予備登録メンバー30人のリスト提出日は5月13日。「ザッケローニはW杯メンバー23人を前日12日に発表する」(前出のジャーナリスト)ともっぱらだ。
やはり内田は、2大会連続でW杯に見放される運命なのか?