オリ金子で場外乱闘勃発 ソフトB企む“荒業”に巨人が嫌悪感
「金子のFA宣言は、国内他球団に行かれるくらいならば、今オフのポスティングを認めて、最高20億円の入札金を手にした方がいいでしょう、というオリックスへのブラフという見方が強い。そのオリックスは宮内義彦オーナーが『絶対に必要な戦力』と引き留めを厳命していて、破格の年俸5億円の3年契約を用意した。球界では、宮内オーナーが最警戒するソフトバンクが果たして金子にいくら用意するのか、が注目されています」(マスコミ関係者)
ソフトバンクは4年28億円以上の破格条件で金子を迎え入れたうえで、本人が望んだ場合は来オフのポスティング移籍を認める意向もあるという。来季1年だけソフトバンクでプレーさせ、メジャーに送り出すという“荒業”である。金に糸目もつけなければ、手段も選ばない。
■原監督は「節操がない」と嫌悪感丸出し
このなんでもありの“ソフトバンク商法”に、過敏に反応したのが「球界の盟主」巨人である。さる13日に原辰徳監督が突然、報道陣にこう口を開いたのだ。
「どこぞの球団はFAの大目玉を1年取って、1年でポスティングで出してって。そんなことを考える球団もいるんだな。世も末。節操がない。わが軍はそういうことはない。節操、規律。プロ野球の規律は守る」