浮上する阪神西岡“中堅コンバート” 「課題は送球」と元外野手

公開日: 更新日:

「二遊間にこだわってやっていく。一度ポジションが変わって、そこに戻るというのは難しい」

 阪神西岡剛(30)が先日の契約更改後の会見で、和田監督が腹案としている「中堅コンバート案」に反発した。

 海外FA権を行使した鳥谷がメジャー移籍した場合、中堅の大和を遊撃に回し、空いた中堅に西岡を回すこのプラン。二塁に上本、三塁には今成、新井良が控えていることから、余剰戦力となりかねない西岡がはじき出されることになるわけだが、二塁、遊撃が本職の西岡はこれまで一軍で外野出場の経験がない。コンバートするならキャンプで一から鍛えなおす必要がある。

 過去に内野から外野に転向して成功した例は少なくない。入団時は遊撃手だった同僚の福留はその最たるものだろう。

■「来年31歳の西岡には酷」

 現役時代は外野手だった中日OBの藤波行雄氏は西岡のコンバート案について、「彼は高い身体能力がある。守備面では問題ないと思いますが……」と前置きしてこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した