顔踏みつけ4試合出場停止 鳥栖キムの“大甘”処分に非難の声

公開日: 更新日:

 6試合の出場停止処分をうけた我那覇は納得できず、スポーツ仲裁裁判所に処分の取り消しを求め、訴えは認められた。この時、我那覇が本当にドーピング違反をしていたなら、「6試合の出場停止では軽すぎる」という声もあった。

 今回は「極めて悪質な行為」と認めながら、8日から22日までのリーグ戦とナビスコ杯各2試合の出場停止だけ。解せない処分ではないか。スポーツライターの工藤健策氏が言う。

「プロ野球は故意でなくても、投手が打者の頭部にぶつければ危険球退場です。危険な行為に対して、即座に厳しいペナルティーを科すことは、フェアプレーやスポーツマンシップを重視し、競技の品格を保つことにもつながる。故意に選手生命を脅かすほどのラフプレーがあれば、選手資格を剥奪するぐらい厳しく処分しなければならない。それにしても、今回の危険行為を主審が見逃していたなら他の審判や役員も見ていなかったのか。見ていてゲームを止めなかったのなら、その点も理解できません」

 人の顔をスパイクで思い切り踏んづけて、たった4試合の欠場で済むなら、選手の暴挙にブレーキはかからない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議