ヤクルト小川2勝目も 快挙逃した原因は自ら放った適時打か
実際、過去15度しかない完全試合のうち、実に7度が1-0というスコアで達成されている。適時打を放って走者に残った小川は、続く山田の安打で二塁に進塁。後続が倒れると、そのままマウンドに上がり、直後に白崎に安打を許した。
最終回に1点を失ったことを考えれば、結果的に貴重な2点目にはなった。試合後、小川は「適時打? 空振り三振だけはしないように、なんとか食らいついて(バットを)振り抜こうと思っていた。気持ちよかったです」と話したが、この打席が快投の歯車を微妙に狂わせたとしたらなんとも惜しい気がしてくる。