26年ぶり開幕5連勝の日ハム大谷 “つけ入る隙”は捕手にあり
時折、矢のような送球を見せるものの、捕手の弱点は今後も積極的に狙うべきだ。
一口にイップスといっても、さまざまなケースがある。近藤の場合なら一塁への送球はどうなのか。送球ミスをした時の状況や点差なども無関係とはいえない。とにかく、盗塁も含めてありとあらゆる手段で近藤を揺さぶれば、“傷口”も広がるのではないか。捕手に捕らせるセーフティーバントや偽盗も、どんどん仕掛けるべきだ。
試合後、正捕手の大野(28)が28日のソフトバンク戦から復帰すると発表されたが、何しろ右ヒジ故障からの病み上がり。二軍でも5試合しかマスクをかぶっておらず、実戦離れの不安も指摘されている。近藤同様の揺さぶりは有効だろう。
エースを打てないなら、女房役を崩すしかない。