“構想外”本田と対照的 インテル長友に相次ぐ「来季残留」予想
同じくウェブメディアの「Leonardo.it」も同日、インテルの来季フォーメーションは現マンチェスター・シティー所属のヤヤ・トゥーレ(31)の獲得を見込み、マンチーニ監督(50)がシティーを指揮したときに採用した「4-2-3-1」と予想。長友については「不確か」と言葉を濁すものの、残留の可能性を示唆している。
ただし、同サイトが予想するインテルの来季スタメンは、右サイドに新戦力としてリバプール所属のDFグレン・ジョンソン(30)かダンブロージオ、左サイドにはインテル下部出身で2月にニューカッスルからインテルに復帰したDFダヴィデ・サントン(24)を選出。つまり長友は来季残留しても、あくまで控えSB扱いということだ。
長友は今季が5シーズン目のセリエA。ACミランというビッグクラブで「10番」を背負う本田のように“王様”の重圧を背負うわけではなく、むしろ左右どちらのSBもこなせるユーティリティー・プレーヤー。イタリアメディアが長友をバッサリ斬らないのも、そうした“職人ぶり”を評価してのことかもしれないが、シーズン後半のアピール不足は否めない。
いくら残留の可能性が報じられたとはいえ、残り6試合で存在感を示さなければ、イタリアメディアはあっという間に“手のひら返し”だ。