辛口対談 “誤算”だらけのプロ野球開幕1カ月を評論家が斬る

公開日: 更新日:

高橋「チーム防御率2.01?ウソだろ? って数字だからね」

山崎「僕が注目したいのは捕手中村のリード。あれは相川よりいいですよ。相川はオーソドックスでしたが、中村は強気で意外性がある」

高橋「山ちゃんの言った捕手のリードだけど、ベテラン捕手は比較的安全性を重んじる。その場合、投手に勇気がないと気持ちの上で逃げる、かわすとなる。これが若手捕手の強気のリードだと、投手も相手を攻めなきゃいけないという気持ちになる。そこでうまくいくと、自信につながるんだ。これは大きいよ」

山崎「ただ、ヤクルトは抑えとセットアッパーが盤石ではない。この勢いがどこまで続くか心配でもあります」

オリックス低迷の理由

――オフにブランコ、中島、小谷野ら30億円の補強が話題になったオリックスも昨季の2位から最下位と低迷しています。

山崎「昨季の躍進は岸田、比嘉、馬原、佐藤達、平野佳の継投が大きかった。彼らがいるので相手球団は最低六回までには逆転しないと、というあせりもあった。ところが、馬原以外がケガで序盤に離脱ですからね。エース金子もいないし、中軸の糸井も不調です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した