好調マーリンズ・イチローに「一塁コンバート」プラン急浮上
マーリンズ・イチロー(41)が再び息を吹き返してきた。6日(日本時間7日)のナショナルズ戦は「7番・左翼」でスタメン出場し、4打数1安打1打点。連続試合安打を7に伸ばし、3戦連続打点を記録した。二回、無死二、三塁の好機で13年のサイ・ヤング賞右腕シャーザーから左前適時打を放った。
これで今季は23安打。残り133安打とし、メジャー通算3000安打達成に向けて量産態勢に入り始めたものの、次戦のジャイアンツ戦からは再びベンチに戻ることが濃厚だ。腰を痛めて4月20日に故障者リスト入りした正左翼手イエリッチ(23)が8日(日本時間9日)にも戦列に復帰する見込みだからだ。
昨季、ゴールドグラブを受賞したイエリッチに加えて中堅オズナ(24)、右翼スタントン(25)は守備に定評があり、メジャーを代表する外野陣。守備力ではゴールドグラブ賞10度のイチローにも引けを取らない。
もっとも、ナ・リーグ東地区2位の今、得点圏打率3割4分8厘(23打数8安打)、8打点と勝負強さを発揮するイチローを外すのは得策ではない。イチローの打撃を生かすため、レドモンド監督は、ここにきて一塁へのコンバートを検討しているという。