注目集まるイチローの背番号51「2球団で永久欠番」の可能性も
安打製造機のヒット数が、久々にカウントダウンに入っている。
マーリンズ・イチローが7日(日本時間8日)のジャイアンツ戦で5打数1安打。メジャー通算2868安打とし、歴代42位のベーブ・ルースにあと5本と迫った。
今季中の3000安打達成は厳しいものの、ルースと肩を並べるのは時間の問題。歴代最多本塁打記録(762本)を持つバリー・ボンズ(ジャイアンツ)らの2935安打(33位)も十分、射程圏だ。
マリナーズ時代に前人未踏の10年連続200安打を達成。引退後の殿堂入りは確実視されるうえ、ここに来て背番号「51」の扱いにも注目が集まっている。
安打数でルースを抜き、あのボンズと肩を並べれば話題性は十分。マーリンズは球団創設が93年と歴史が浅く、主力の放出を繰り返してきた。これまで殿堂入りしそうな選手はいないし、今後も出てきそうにない。昨年11月に総額400億円近い大型契約を結んだスタントン(25)にしても、やがてトレードで売られるとみられている。イチローの「51」が球団史上初の永久欠番になる可能性があるというのだ。