完封で9勝目の日ハム大谷 オフの筋トレが招いた“打撃不調”

公開日: 更新日:

「脱いだらスゴいっていう言い回しがありましたけど、大谷のカラダは本当にスゴいらしい。大胸筋なんて見事だし、3年目にして、渡米したころのダルに勝るとも劣らないと聞きました」

 こう言うのは日本ハムのOBだ。昨24日、ロッテ戦に先発した大谷翔平(20)は3安打11奪三振で今季2度目の完封、両リーグ通じてトップの9勝目(1敗)をマークした。

 七回は5番クルーズに中前打を浴びながら、2度も159キロをマーク。九回も4番デスパイネに対して155キロの速球を投げるなど、球威は最後まで落ちなかった。

「前回(6月14日の対DeNA戦)は途中降板しているので、最後までいけて良かった。(チームの連敗を5で止め)いい流れをつくれて良かったかなぁと思います」とは試合後の本人だ。

 今季は制球を安定させるため、テークバックを小さくした。投球フォームを小さくして、なおかつ球威、球速が落ちないようにするうえで欠かせないのがオフの筋トレだった。そうやって鍛えた成果が投手としてのレベルアップにつながったのとは対照的に、打者としての成績は振るわない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭