4試合ぶり勝利で菅野が涙も…「来季年俸」に巨人球団“困惑”
1500万円から始まった菅野の年俸は、2年目に7000万円。今季は3年目の球団史上最高額となる1億1000万円だ。
「13、12勝と2ケタ勝利を挙げてきた実力はもちろん、1年間の浪人を経て入団している菅野に、球団は最大限の“誠意”を見せてきた。活躍すればこれだけ上がるんだというモデルケースでもあった。今季がマイコラス級の活躍なら、倍増近い2億円超えの可能性もあった。ただ他の投手陣との兼ね合いもあって『貯金なし』じゃそこまで上げられない。かといって現状維持もないでしょう。落としどころが難しい査定になりそうなんです」(前出の関係者)
この日、原監督と自身の母校・東海大相模が45年ぶりに夏の甲子園を制覇した。
「後輩たちの優勝が自分の励みになって絶対に負けられないと。先輩としての意地を見せられて良かった」と話した菅野。残り30試合。球団の人を困らせないためにも、ひとつでも多く勝ち星を稼ぐしかない。